【EU】2001.11.07 発表
欧州委員会は、バイオ燃料の利用を促進するため、行動計画と2つの指令案を採択した。
指令案では、2005年までに、販売される燃料の2%をバイオ燃料にするという最低基準を打ち出した。この最低基準は、2010年には5.75%に引き上げられる。バイオ燃料の原料としては、サトウダイコン、ナタネ、さらには家庭ごみなども含まれている。また、もう一つの指令案は、バイオ燃料またはバイオ混合燃料について、各国が消費税等を減税することを認める。
行動計画では、道路輸送部門の将来目標として、2020年までにディーゼル燃料やガソリンの使用量の20%を、バイオ燃料、天然ガス、燃料電池に代替することを掲げた。短期的にはバイオ燃料、中期的には天然ガス、長期的には燃料電池(水素)へのシフトを目指すという。【欧州委員会運輸総局】
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