【厚生労働省】2007.08.06 発表
日本人が平均的な食生活を送った場合、食品からのダイオキシン類の1日摂取量が、平成18年度には体重1kgあたり平均約1.04pg−TEQにのぼったと推定する調査結果が、19年8月6日までにまとまった。
この数値は、「ダイオキシン類対策特別措置法」に定められている耐容1日摂取量(TDI:人が一生涯にわたりその量を取り込んでも健康に対する有害な影響が現れないと判断される、1日あたり、体重1kgあたりの量)4pg−TEQより低く、16年度の調査結果1日体重1kgあたり約1.41pg−TEQ、17年度の調査結果1
日体重1kgあたり約1.20pg−TEQとほぼ同レベルだった。
また、1日摂取量調査の結果とともに、国内産・輸入食品計42試料を対象にした個別食品のダイオキシン類汚染実態調査も同時に公表されたが、うち生鮮魚類40試料中のダイオキシン類濃度の範囲は、食品1gあたり0.001~27.092pg−TEQ。最も高い27.092pg−TEQを記録したのはあんこうの肝だった。
残る鶏卵2試料については、0.008、0.031pg−TEQのダイオキシン類が検出されたことが報告されている。【厚生労働省】
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