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【環境省】2007.08.08 発表

旧日本軍の毒ガス入りと思われるドラム缶1個を発見 静岡県浜松市で

 旧日本軍の毒ガス入りと思われるドラム缶を確認するため、環境省が静岡県浜松市で実施した掘削調査で、平成19年8月8日に、旧日本軍のびらん剤(注1)入り容器と推定されるドラム缶1個が発見された。
 今回の調査は、「昭和20年代に旧日本軍の毒ガス入りと思われるドラム缶を埋設している現場を目撃した」という証言情報にもとづき、17年度に環境省が物理探査を実施し、証言情報に合致する検知点として確認していた場所で実施されたもの。
 ドラム缶は直径約47センチメートル、高さ約74センチメートル、重量57.9キログラムで、発見後直ちに密閉容器に収納された。ドラム缶の外側や掘削現場からは毒ガス成分は検知されていないという。
 環境省は今後、今回発見されたドラム缶の内容物を確認する予定で、毒ガス成分が確認された場合には、必要な手続きを経た上で、現地で無害化処理を実施するとしている。【環境省】

(注1)旧日本軍での名称は「きい剤」。皮膚に付着するとびらん症状を起こすマスタード、もしくは皮膚に付着したり目に入ると耐え難い痛みを生じるルイサイト、両物質を混合して使用したケースがある。

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