【アメリカ】2007.08.02 発表
EPAは、地上レベルオゾンに係る大気質基準案について、費用・便益分析の結果を公表した。
スモッグの主な原因物質である地上レベルオゾンについて、EPAは、大気質基準を現在の0.084ppmから、0.070~0.075ppmに強化するよう提案している。
今回の規制影響評価では、大気質基準を0.070~0.075ppmとした場合に加え、0.065ppmおよび0.079ppmとした場合についても、費用と便益の分析を行った。
EPAの提案どおり、地上レベルオゾンの大気質基準を0.070~0.075ppmとした場合、2020年時点で、純便益は+230億ドルから−200億ドルになるという。推計の不確実性が高いため、EPAは、費用が便益を上回るか否か評価できないとしている。【EPA】
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