【ドイツ】2007.08.27 発表
8月27日からウィーンにおいて、国連気候変動枠組条約締約国会議のための準備会合が始まった。ウィーン会議では、ポスト2012年の国際的な温暖化防止対策および2009年までの取組みに関するプランについて話し合われる。EUにおいては、既に、ポスト2012年の取組みに関する交渉の方針が決まっている。他の先進国が同様の取組みを行い、中進国が温暖化防止のために適切な貢献を行う場合には、EUは、2020年までに1990年比で30%、2050年までに60-80%の削減を行う用意がある。
また、ウイーン会議の主要なテーマの一つとして、とりわけ途上国における温暖化防止および適応のための措置に対する財政的措置がある。投資を温暖化対策適合的にするためのメカニズムは、2005年のモントリオール会議において決定された「国際的対話」の中心的なテーマであったが、EUは、この国際的対話を締約国会議における正式の交渉に格上げしたい意向である。【ドイツ連邦環境省】
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