【環境省】2007.09.20 発表
中央環境審議会大気環境部会自動車排出ガス専門委員会は平成19年9月18日までに、「今後の自動車排出ガス低減対策のあり方について(第9次報告)」案をまとめ、この案について19年10月19日まで意見募集を行うことにした。
今回の報告案は、ディーゼル特殊自動車の排出ガスの規制基準を強化するもの。
平成23年~平成25年にかけて、DPF等の排気後処理装置装着車を対象として粒子状物質(PM)規制値を現行規制より平均約9割低減させる。更に定格出力が56kw以上の特殊自動車に対しては平成26年~平成27年にかけて排気後処理装置装着車を対象としてNOxの規制値を現行規制よりも平均約9割削減とするなど大幅規制強化を提言している。
また、DPF等の排気後処理装置装着車の排気ガスの排出量を適切に評価するための試験法として、欧米で採用が決まっているNRTCモードの採用を提言している。専門委員会はこのNRTCモードが排気ガスの温度によって効果が異なる排気後処理装置を適切に評価するためには、現段階では最も適当であるとしている。
意見は郵送、FAX、電子メールで受付けている。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8811
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