フランスのコシュースコモリゼ閣外大臣（エコロジー担当）は、グーグルのビデオサイト「ユーチューブ」に、「環境懇談会（環境グルネル）」の特別チャンネルができることを発表した。
　環境懇談会作業グループの行動提案に関する公衆協議に際して、市民が幅広い情報にアクセスし、討議に参加できるような、インターネット手法の開発を大臣は望んでいた。
　グーグルのエリオット・シュレーグ副社長と8月に会談した後、大臣はこの協議に関する検索エンジンを利用することを約束した。
　グーグルは、ビデオサイトのユーチューブを通じ、「環境懇談会」チャンネルでビデオやインタビューを放映する。
　これにより、同懇談会の6つの作業グループの様々な提案は、10月初めから、市民に知らされる。「市民が環境懇談会の準備段階の具体的提案を知ることは非常に重要である。フランス人の日常生活に関する政策、そして将来の市民それぞれに関する政策が重要である」、と大臣は述べた。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】