【国連】2007.09.17 発表
UNEPのハイレベル調査団が、9月17日から22日まで、コンゴ民主共和国において環境状況の調査を実施する。
調査は、紛争後アセスメントおよび介入の必要性を理解するためのもので、自然保護区での対策、行政機関のキャパシティ・ビルディング、汚染防止、自然資源管理の状況などについて重点的に視察する。
コンゴでは、希少なマウンテンゴリラの生息地である「ヴィルンガ国立公園」で緊張が高まっており、多くのマウンテンゴリラが殺されたり、国立公園レンジャーが死亡したりする事件が発生している。UNEPは、既に8月に、UNESCOと協力して、ヴィルンガ国立公園に調査団を派遣している。
今回の調査では、コンゴでの環境対策や国連活動へのUNEPの参加、環境対策のためのパートナーシップの強化、人間活動が環境や自然資源管理に及ぼす影響の緩和、生物多様性の喪失の防止などに重点を置いて検討を行う。【UNEP】
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