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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.09.19 発表

イギリス 廃棄物・資源関係の調査研究プログラムを公表

 イギリス環境・食糧・農村地域省は、政府の野心的な廃棄物政策の一助となる調査プログラム「廃棄物及び資源証拠戦略2007‐2011」を発表した。同戦略は、これから数年に渡って行われる調査研究の主な分野や、収集すべき証拠資料をまとめたもの。
 研究成果などは、廃棄物に関する政策の優先事項を示した「2007年イングランド廃棄物戦略」(5月に発表)の実施に利用される。
 同省が廃棄物・資源関係の研究プログラムを策定するのは2回目で、2004年の開始以来、80件以上のプロジェクト(年間予算500万ポンド)が生まれた。
 今回のプログラムの主な調査内容は以下のとおり。
●廃棄物の発生抑制・処理に当たって、炭素排出量を削減する最善の方法
●ゴミを不法投棄するドライバーの割り出しやその対処方法に、全国不法投棄データベース「Flycapture」をどう利用するか
●廃棄物に対する市民の態度は、年齢、所得、その他の社会的要因と関係があるのか
●生産者責任は、製品設計や廃棄物の発生抑制、リユース、リサイクルに、正しいインセンティブを付与しているのか
●生分解性及び分解性包装が、環境にどのように影響するか
●どのような廃棄物収集方法が質の高いリサイクルにつながるのか。またそのコストは環境上のメリットで相殺できるのか。
●最近、廃棄物排出量が減少している原因は何か。また、この傾向を維持するために何をすべきか
 具体的な調査研究プロジェクトは、同省のウェブサイトを通じて、競争方式で広く募集される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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