【フランス】2007.09.26 発表
フランスのボルロー エコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は、大手メディアグループ50社の責任者と会見し、持続可能な開発に、メディアが積極的に参加することを要請した。
大臣は、各社に「メディアの宣誓憲章」案を提示。前向きな自由討論の後、参加各社は、憲章内に示された基本原則を承諾した。
主要メディアは直ちに(一部は来週から)、毎日、天気予報などの際に、日常生活でできる行動を紹介することを約束。大臣は、地球への貢献についてメディアが持つ強力な啓発力に期待している。
「メディアの宣誓憲章」で示された4つの約束は以下のとおり。
(1)地球に貢献する「日常生活での行動の誓い」について、毎日、情報を用意する。テレビ、ラジオの天気予報など視聴率の高いときを利用し、また、新聞やインターネットを通じて、環境保護につながるあらゆる日常行動を奨励する。
(2)シダクション(訳注:エイズ撲滅キャンペーン)やテレトン(訳注:テレビを通じた募金活動)をイメージして、年内に、「地球を救おう」というテーマで、参加や連帯を呼びかける日を組織する。
(3)それぞれの企業が活動全体に関する炭素会計を準備する。
(4)環境の危機的状況に関する報道番組や、取り組みの普及、実践的なアドバイスを行う番組を増やす。【エコロジー・持続可能な開発国土整備省】
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