【イギリス】2001.11.07 発表
11月17日、マイケル・ミーチャー環境大臣が発表したところによると、2001年度シーズン中のイングランド遊泳場水質調査の結果、記録的にもその98%が遵守目標値を達成していた。406ヶ所の遊泳場のうち、EUの遊泳場指令によって義務付けられている検査を通ったのは397ヶ所にも上る。
この水質検査では、大腸菌、鉱油、界面活性剤、フェノール等について測定される。イングランドの海水・淡水遊泳場の水質はここ4年間の間に著しく改善され、1999年度の同検査では合格率が90%だったのが、2000年度に95%になっている。イギリス全体に関しても95%の結果となっている。
このように改善が見られたのは、ガイドラインの厳格化によるところが大きい。イングランドとウェールズでは今後、さらに水質向上を目指し、百件以上の下水処理と、数百件の嵐によるオーバーフロー対策として、2005年までに総計6億ポンド(1020億円)を当てるという。【イギリス環境・食糧・地方事業省】
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