【環境省】2007.10.11 発表
環境省は、経済産業省と共同で運用している温室効果ガスの排出枠(クレジット)の保有、移転等を管理するシステムである国別登録簿(注1)システムを平成19年10月15日から運用を一時停止すると発表した。
今回の措置は、気候変動に関する国際連合枠組条約(UNFCCC)事務局が開発中の国際取引ログ(ITL)と日本の国別登録簿システムとの運用開始に向けた試験を実施するためのもの、運用停止期間は3週間程度を予定。運用再開時期は、国別登録簿システムのホームページで告知される。
なお、運用停止中も地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年法律第117号)に基づく管理口座の開設の申請や、口座名義人の名称等の変更の届出は行うことが出来るとしている。
(注1)京都議定書におけるクレジット(初期割当量(AAU)、吸収源活動による吸収量(RMU)、共同実施事業により発生する排出削減単位(ERU)及びクリーン開発メカニズム(CDM)事業により発生する認証排出削減量(CER))の発行、保有、移転、取得、取消、償却を行うための登録簿【環境省、経済産業省】
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=8891
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