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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.09.28 発表

イギリス 下水処理場からの汚染を防止する地域を拡大

 イギリスのウーラス環境大臣は、下水処理場からの汚染を削減するため、イングランドの湖沼、河川、沿岸水域など新たに24カ所を「重要影響水域」に指定することを発表した。
 この措置は、「都市排水処理規則」によるもので、2014年までに、約140カ所の下水処理場から排出されるリン及び硝酸塩を削減することを水会社に義務付けるもの。リンや窒素といった栄養塩は、藻類などを増加させ、水質に影響を及ぼし、魚など他の生物のバランスを崩してしまう。
 また、既存の2カ所の重要影響水域が拡大された。新たな24カ所のうち、11カ所はすでに「学術研究上重要地域」に指定されている。
 今回指定された重要影響水域は、河川・運河の総延長約749km、閉鎖性水域・河口域の面積30km2になる。
 これまで指定された重要影響水域は367カ所で、河川・運河の総延長4500km以上、閉鎖性水域・河口域の面積1600km2に上る。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2007/070928b.htm

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