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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.10.10 発表

イギリス 環境許認可手続きを一本化

 環境許認可手続きが簡素化されることになった。環境許認可とは、規制しなければヒトの健康や環境に被害を及ぼすおそれのあるや事業活動や廃棄行為などに必要な許認可のこと。
 これまでは廃棄物処理ライセンス(WML)や汚染防止・管理制度(PPC)など、様々な制度を通して許認可が下りていたが、これからは各制度を統合・効率化した「環境許認可プログラム」に基づいて、一本の環境許認可が下りることになる。
 今回の発表は、イギリス環境・食糧・農村地域省、ウェールズ議会政府、環境庁などが昨年協議した上で決定したもので、新システムの導入により、申請のためのペーパーワークが減る、ガイダンスが明確になる、企業にとって柔軟な対応が可能になる といったメリットが生じる。
 新しい環境許認可規則は、既存の40の法令を統合して一本化したもので、条文の長さは3分の1以下になった。企業および規制当局にかかるコストも、10年間で7600万ポンド減少すると見込まれている。
 これまで、いくつかに分かれていた許認可は、事業の実施場所ごとの一本の環境許認可に変わる。また、低リスクの廃棄物処理事業については新しい基準が導入される。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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