【イギリス】2007.10.11 発表
気候変動によって地表の「湿度」が上昇していることが、イギリス気象庁のハドレーセンターとイースト・アングリア大学の研究者によって明らかにされた。
湿度の上昇により、台風の激化、集中豪雨といった影響が生じるとともに、大気中の水蒸気(=自然界の主要な温室効果ガス)によって地球温暖化に一層、拍車がかかるおそれがある。
この研究は、過去30年間にわたる湿度の変化、その原因を調査したもので、10月11日付けネイチャー誌に発表されている。
実際に観測された湿度のデータとハドレーセンターの気候モデルのアウトプットを比較し、湿度の上昇は自然的な要因だけでは十分な説明がつかず、人為的な要因が大きく関わっていることを明らかにした。【イギリス気象庁】
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