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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.10.18 発表

イギリス 2006年の野鳥数指標を発表

 イギリス政府は10月18日、2006年の野鳥数に関する指標を発表した。
 野鳥全体についてみると、調査対象となっている116種類の野鳥の個体数は、1970年からほぼ安定傾向にある。今回の指標から、ここ数年、減少が著しい、4種類の森林系の野鳥が追加された。
 農地系の野鳥指標(個体数)は、1970年の55%相当にまで減少しているが、1990年代初めからは横ばい傾向にある。なお、イングランドについては、農地系野鳥指標が公共サービス契約目標の進捗状況を図る指標として使われているが、減少の後、ほぼ横ばいの状況にある。
 森林系の野鳥指標(個体数)は、1970年代初頭より20%減っているが、過去、減少がもっとも著しかったのは1980年代後半・1990年代初頭で、ここ数年は安定傾向にある。
 イギリスで繁殖する海鳥の数は、1970年に比べて30%増加。最も増加したのは1980年代後半で、その後、少し減った。海鳥は数年で成鳥になり、寿命も長いため、海鳥の個体数の変化には、近年、一部の種で繁殖率が低下していることがあまり反映されていない。
 イギリスで越冬する湿地の野鳥数指標は、1975/76年度から2001/02年度の間に約80%増えたが、ここ数年は減少の兆しが見られる。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2007/071018a.htm

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