【環境省】2007.11.05 発表
平成19年度「環境技術実証モデル事業」のうち、ヒートアイランド対策技術分野(建築物外皮による空調負荷低減技術)の実証試験実施機関である(財)建材試験センターは実証対象技術として32件の技術を選定したと19年11月5日に発表した。
環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
今回評価対象とするヒートアイランド対策技術は、建築物に後付け可能な外皮技術で、室内冷房負荷を低減させることによって人工排熱を減少させ、ヒートアイランド対策効果が得られる緑化以外の技術。代表例としては、入射日射量を削減させる窓用日射遮蔽フィルム、日射反射率を高める高反射性・遮熱塗料などが想定されている(注1)。
これらの技術は今後、技術ごとの実証試験計画を策定した後、実証試験を順次実施し、年度末までに実証試験結果報告書をとりまとめ、公表するスケジュールとなっている。
(注1)この2種の技術以外にも、目的に合致する技術は幅広く対象としていた。【環境省】
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