【フランス】2007.11.06 発表
フランスで11月1日から、既存の建物の改修に当たって、省エネ基準が適用されるようになった。
新規の建物については、2006年9月1日から、エネルギー効率に関する要求事項が適用されてきたが、今回の措置はこれを補足し、既存の建物についても省エネを要求するものである。地球温暖化防止、暖房費の節約に役立つ。
11月1日より、既存の建物の改修に当たっては、有効な素材を用い、エネルギー効率を考慮するよう定められた。断熱工事、窓の取替え工事、暖房設備工事、温水設備工事、冷房、空調などの工事が対象となる。
建物のエネルギー効率に関する2007年3月3日付け省令(アレテ)は、これらの工事が満たすべき、最低限のエネルギーパフォーマンス基準を示す。
また、これらの工事を予定する家主には、税制優遇措置が用意されている。
11月6日に開催された建物見本市で、ボルロー エコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は、すべての建物関係者に対して、この規則に工事を適合させるよう呼びかけた。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】
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