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【ドイツ】2007.11.07 発表

ドイツ連邦内閣 生物多様性国家戦略を承認

 ドイツ連邦内閣は11月7日、生物多様性国家戦略を承認した。国家戦略の目標は、生物多様性条約を国内で実施することであり、世界中の自然の保護や持続可能な利用にドイツが貢献していくことが盛り込まれた。
 ガブリエル連邦環境大臣は、「生物多様性国家戦略は、私たち全てに義務付けられる戦略である。連邦・州・地方政府も、さらに経済界も市民も、共に取り組むことにより、将来世代に豊かな自然とその利用の可能性を残すことができる」とコメントした。国家戦略の概要は以下のとおり。
●自然保護、自然の持続可能な利用、途上国との協力について、約330件の具体的な目標と約430件の対策を提示。
●絶滅の危機、非常に危険な状況にある種の数を2010年までに削減すること、さらに、「絶滅のおそれのある野生生物のレッドリスト」に含まれる大部分の野生生物の状況を2020年までに1段階改善すること。
●湿地の回復、近自然的な森林の増加を通じて、自然のCO2吸収能力を2020年までに10%高めること。
●都市において、2020年までに、徒歩で到達できる距離に公共の緑地を整備すること。
●ドイツの途上国支援において、生物多様性の保護とその持続可能な利用、公正な配分を目標に持つプロジェクトへの資金を、2015年までに50%高めること。【ドイツ連邦環境省】

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