【フランス】2007.11.07 発表
フランス環境・エネルギー管理庁(ADEME)は、11月7日、世界各国のエネルギー・パフォーマンスを比較した調査結果を公表した。この調査は、エコロジー・持続可能な開発国土整備省の委託を受けて実施されたもの。
調査報告書によると、地域ごとにみると、欧州地域は世界で最もエネルギー集約度が低く、1990年から毎年0.8%ずつ改善し続けているという。EUのGDP1単位あたりのエネルギー消費量は、アメリカより30%、中国より40%少ない。
また、EUの中で、エネルギー集約度が最も低いのはイギリスで、イタリア、ドイツがこれに続く。フランスは6位であった。
フランスは、運輸部門のエネルギー効率についてはEUトップクラスだが、住宅部門については遅れが見られる。環境懇談会(環境グルネル)でも、建物部門における対策が重点課題とされた。【フランス環境・エネルギー管理庁】
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