【国連】2007.11.09 発表
インドネシアは、2008年1月より、オゾン層破壊物質であるクロロフルオロカーボン(CFC)及び臭化メチルの輸入を禁止することを決定した。
これはモントリオール議定書の下で、2010年までにCFCを全廃するとしたスケジュールを2年前倒しするものである。インドネシアは、東南アジア地域で、目標達成期限を前倒しする2番目の国となった。
インドネシアは、同議定書の多数国間基金の支援を得て、CFC消費量を、1996~2000年の9000トンから、2005年には2000トンに削減した。臭化メチルの消費量は、1994年に140トンだったが、2005年には32トンに減少している。CFC廃止の今後の課題は、違法貿易対策になる。
なお、インドネシアでは、11月9日にバリで、モントリオール議定書に関与する政府担当官、専門家、輸出入業者、多数国間基金等が集まる国際会議「南アジア・東南アジアにおけるオゾン層破壊物質取引の規制及び監視に関する特別対話」が開催された。【UNEP】
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