環境省と独立行政法人環境再生保全機構、全国の４７都道府県が主催する平成１９年大気汚染防止推進月間での広報活動内容が、１９年１１月２０日に公表された。
　環境省は、自動車交通量の増加、暖房の影響、冬特有の気象条件が重なり、都市の窒素酸化物の濃度が１年で最も高くなる１２月を「大気汚染防止推進月間」とし、大気汚染防止を呼びかける普及啓発活動を展開してきた。
　１９年の広報活動では、大気汚染防止を呼びかけるポスター８万７，０００部、２０年版カレンダーを１万８，０００部作成し、全国の都道府県や協力団体に呼びかけて掲示してもらうほか、１２月１日の毎日新聞朝刊、１２月２５日の毎日新聞夕刊、政府広報番組「峰隆太のナッ得！ニッポン」（ＢＳ朝日、１２月３日　２１時００分～２１時３０分）、「Just Japan」（テレビ神奈川ほか、１２月８日２２時００分～２２時３０分ほか）、環境再生保全機構ホームページなどを通じて、大気汚染防止の大切さを訴える。
　また、１２月３日には東京・港区の虎ノ門パストラルで、１９年度大気環境保全活動功労者表彰式、大気汚染防止推進月間ポスター図案受賞者、エコドライブコンテスト上位入賞者に対する表彰式も開催される予定。
　大気汚染防止推進月間ポスター図案では北九州市立田原中学校２年の妻瀬茉里子さん、エコドライブコンテストでは九州菱化物流（株） 本社営業所 二島物流センターが環境大臣賞を受賞している。【環境省】