【国連】2007.11.14 発表
11月11日、黒海とアゾフ海を結ぶケルチ海峡で、悪天候のためタンカー等が難破する事故があり、渡り鳥や水鳥への影響が懸念されている。
この嵐で石油タンカー1艘、硫黄運搬船3艘が難破し、既に約2000トンの油が流出している。少なくとも3万羽の野鳥が死亡し、多くの鳥が油まみれになっている。ロシア当局は被害の大きさから、「環境大惨事」になるおそれがあるとしている。
こうした中、欧州委員会は、監視情報センター(MIC)を通じたウクライナからの支援要請に応え、ケルチ海峡で起きた油汚染の環境影響を評価するために当局を支援する専門家を派遣することにした。専門家は、デンマーク、ラトビア、イタリア、フランスおよびポルトガルから派遣され、環境影響の評価および直接的浄化活動の必要性について助言する。【UNEP】【欧州委員会環境総局】
下記アドレス:UNEPプレスリリース
http://www.unep-aewa.org/news/news_elements/2007/russian_oil_spill.htm
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