【イギリス】2007.11.20 発表
イギリスと中国が11月20日、北京において、近ゼロエミッション石炭事業(NZEC)の第1フェーズ(18ヶ月)開始を宣言した。
これは、クリーン石炭技術の開発事業で、中国及びEUの専門家間の連携強化、中国における炭素回収・貯留技術(CCS)を導入した石炭火力発電所の実証を目指すもの。
ヒラリー・ベン環境大臣は、イギリスと中国の良好な関係を象徴し、気候変動対策にとって重要なCCS技術を開発する同事業の成功を願うとコメント。
イギリスの環境・食糧・農村地域省及びビジネス・企業・規制改革省(BERR:旧貿易産業省)が350万ポンドを提供する。
第1フェーズの結果をもとに後続フェーズを計画する。第3フェーズでは、CCS技術を伴う石炭火力発電所を新たに中国で建設する予定。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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