平成１９年１２月６日、甘利経済産業大臣主催により、電子・情報分野の産業界のトップを招いて、第１回「グリーンＩＴイニシアティブ会議」が開催された。
　近年、本格的なＩＴ化に伴い、動画像の送配信や各種ＩＴサービスが普及し、社会で扱う情報量は２０２５年には２００６年の約２００倍になると見込まれ、情報を処理するＩＴ機器の台数が大幅に増加するととともに、各機器毎の情報処理量が急増しており、その結果、ＩＴ機器による消費電力量が急増、２０２５年には５倍になると見込まれるなど、深刻な課題になりつつある。
　こうした中、「環境保護と経済成長が両立する社会」の構築に向け、更なる「ＩＴの省エネ」及び「ＩＴを活用した省エネ」を進めるための枠組みづくりを当省から提唱し、それを受けて、産業界から、「グリーンＩＴ推進協議会」の設立が表明された。
　また、日本の優れた取組を世界に向けて発信するために、平成２０年５月に国際シンポジウムを開催することとされた。【経済産業省】