【国連】2007.11.28 発表
1年前の国連気候変動枠組条約締約国会合をきっかけに始まった、UNEPの10億本植樹キャンペーンが、11月8日に1周年を迎えた。
この運動を呼びかけた、ノーベル平和賞受賞者のワンガリ・マータイ氏、UNEP、国際アグロフォレストリー研究センター(ICRAF)、モナコのアルバート王子らは、10億本の目標が達成されたことを歓迎。既に15億本以上の木が植えられ、日に日に数が増えている。
このうち半分は、個人や家族による1~3本の植林で占められている。また、13%は、この運動に積極的に参加した民間部門によるもの。
UNEPのシュタイナー事務局長は、10億本植樹キャンペーンが発表された時、嘲笑や絶対に達成できないという声もあったが、市民、コミュニティ、各国はこうした見方が間違っている ということを実証してくれた とコメントした。
なお、国ごとにみると、最も多くの植樹を行ったのはエチオピアで(7億本)、次いでメキシコ(2億1700万本)、トルコ(1億5000万本)、ケニア(1億本)が続く。【UNEP】
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