【フランス】2007.12.03 発表
フランスのボルロー エコロジー・持続可能な開発国土整備大臣は、12月5日、フランス全土をカバーする3D版の地理情報システム「ジオポータル」を発表した。
国土地理研究所は、2006年6月23日、図面及び航空写真により、フランス全土をカバーするジオポータルを整備した。その1年後、ジオポータルは3Dの探査ができるものに方針が変更された。本日、フランスは、このような機能を持った地理情報システムにアクセスできるポータルサイトを用意した、ヨーロッパで最初の国となった。
ジオポータルは、2万5000分の1の図面を3Dで表し、全国に分散する建物(1500万以上!)もカバーする。一国規模のものとしては世界唯一であり、このような建物の模型化によって、都市部の壁面や屋根をより詳細に描写することができるようになった。
地理情報へのアクセスは、環境懇談会(環境グルネル)により指示された「環境民主主義」の一環となるものである。
単なる地理検索エンジンではなく、これは、よりよく環境を理解し、持続可能な国土整備の鍵となるもので、「国土と市民のポータルサイト」となる。【フランス エコロジー・持続可能な開発国土整備省】
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