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【環境省】2007.12.20 発表

基準値満たす住居85.4%に 18年度全国自動車交通騒音常時監視結果

 環境省は全国の自動車交通騒音の状況について都道府県が平成18年度に行った常時監視の結果を取りまとめ、19年12月20日に発表した。 自動車騒音の常時監視は11年の騒音規制法改正により、12年度から都道府県と騒音規制法政令市が行う事務となっており、監視にあたっては、騒音環境基準で定められた面的評価(道路に面する代表的な地域内で、住居の騒音レベルが基準値を超過している戸数や超過割合を算定し評価すること)の実施を基本としている。
 なお18年度は、評価対象となった173の地方自治体中、172自治体で評価が実施され、評価住居は対象総延長1万6,454キロメートルの道路に面する329万2,000戸に及んだ(注1)。
 このうち、昼夜いずれかが基準値を超過した住居は約48万戸(約14.6%)であり、昼夜間ともに環境基準を超過していたのは約25万8,100戸(7.8%)。
 一方、昼間(6時~22時)・夜間(22時~6時)とも基準値を満たしていたのは、全体の85.4%にあたる約281万2,300戸だった。
 昼夜とも基準値を満たした住居の割合は、12年度が全体の76.9%、13年度同77.6%、14年度同80.1%、15年度同80.7%、16年度同81.4%、17年度同84.4%となっており、緩やかな改善傾向を示している。
 なお、全体を道路種類別に分けて集計した結果では、昼間または夜間に環境基準を超過していた割合がもっとも高かったのは、一般国道に面する住居。調査対象戸数101万8,900戸のうち20万9,800戸にのぼった。【環境省】

(注1)評価対象住居は道路端から50メートルの範囲にある住居。

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