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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2007.12.20 発表

イギリス 海洋保護区を拡大へ

 イギリス政府の諮問機関である合同自然保護委員会(JNCC)は12月20日、イギリス最初の海洋特別保全地域(SAC)候補として7エリアを推薦。これにより、イギリス沿岸約1万平方キロメートルの海洋がSAC指定を受ける可能性が出てきた。
 JNCCは一般意見を募集後、政府が当該エリアを欧州委員会へ申請すべきかどうかを検討する。
 領海(12海里)を超えて砂州やサンゴ礁等、貴重な生息地を保護するエリアの候補は以下のとおり。
●ブレマー・ポックマークス
●ダーウィン塚
●ヘイグフラス
●ノースノートフォーク砂州およびサターンリーフ
●スキャナー・ポックマーク
●スタントン・バンクス
●ウィヴィル・トムソン・リッジ
 陸地における自然保護区ネットワークは充実していることから、ジョナサン・ショー大臣(海洋・景観・地方問題担当)は、世界有数の海洋環境に恵まれたイギリスとして、海洋生物の保護基準も引き上げたいとコメントしている。なお、ヨハネスブルグ・サミット、生物多様性条約において、2012年までに海洋保護区のネットワークを構築することが目標に掲げられており、イギリス政府も、SAC、SPA(特別保護地域)及び海洋法で提案された海洋保全ゾーン等のネットワーク化に乗り出している。
 意見募集は2008年3月13日まで。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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