【オランダ】2007.12.19 発表
オランダ住宅・国土計画・環境省のクラーマー大臣は12月19日、白熱灯の段階的な廃止と省エネ電球の導入を促進するため、照明作業部会を設置した。作業部会では、遅くとも2011年までに、家庭やオフィス、街灯に、普通に省エネ電球が使われるようになることを目指す。
作業部会には、照明の製造・設置・販売に関わる企業、小売業界、住宅公社、市町村や州、オランダ自然環境協会の代表が参加。白熱灯の段階的な廃止と、LED照明や小型蛍光灯などの省エネ電球の導入の促進について、メーカーや小売業者との間で協定を締結することを目指す。また、公共空間における省エネ照明への融資などについて提案してもらうため、銀行にも作業部会への参加を求めている。
オランダ政府は、2020年までにCO2排出量を30%、エネルギー消費量を毎年2%削減することを目指しているが、照明作業部会の取り組みはこの目標の達成に貢献するものとして期待されている。【オランダ住宅・国土計画・環境省】
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