【イギリス】2007.12.27 発表
地方自治体が行なったチューインガム投げ捨て防止キャンペーンにより、ガムの投げ捨てが平均58%減少したことが明らかになった。
2006年の成功に続き、2007年も16の地方自治体が市民への教育キャンペーンに参加した。今年の減少率(平均)は、昨年の37%を上回り、特にブラックプールやオックスフォードでは85~86%もガムのポイ捨てが減った。実施期間は2007年の8~9月の4週間で、キャンペーン前と終了後に道路を清掃し、1年でどのぐらいチューインガムが捨てられたのか調べた。
この普及啓発キャンペーン広告は、関連企業や地方自治体の代表などが参加するチューインガム・アクション・グループがデザイン、コーディネートしたもので、参加する地方自治体に広告材料を無料で提供する。今回のキャンペーンでは、チューインガムの投げ捨てに最高80ポンドの罰金が課せられることも明記されている。
広告キャンペーンは2008年にも行なわれる予定である。
なお、関連企業は、チューインガム・アクション・グループに毎年65万ポンドの資金を提供しているが、2008年は70万ポンドを提供する予定だ。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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