【国連】2008.01.22 発表
UNEPが支援している北極探査船タラ号は、北極での科学調査を終え、氷床地域から抜け出した。
帆船のタラ号は風や海流を利用し、平均時速10kmというスピードで500日間も氷の中を漂った。1年半の間、5200kmを航行し、これまで帆船が到達した地点としては最北端の地点(北極点から僅か160km)にも立ち寄った。
タラ号は現在は海域を航行中で、この週末にはスピッツベルゲン島のロングイェールビエンに到着する予定。
タラ号による北極探査事業は、国際極年の一環として、北極の環境の変化に関する科学的観測・調査の基礎的な情報を提供するものである。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=525&ArticleID=5734&l=en
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