【ドイツ】2008.01.25 発表
ドイツ連邦環境省は、1月25日、パンフレット「食料品へのダイオキシン及びPCBの混入の回避」の発行を発表した。
パンフレットは、鶏、牛、豚といった家畜の飼育事業者に対し、牛乳、肉、卵の生産の際に、ダイオキシンやPCBの混入をどのように回避できるのかを示したものである。
くず鉄置き場、廃棄物焼却場、洗浄剤や殺菌剤の混入といった汚染源を完全に、そして体系的に把握するためのリストも添付されている。
PCBとダイオキシンは特に危険な物質であり、動物や人間の脂肪組織に濃縮される。人間は、これらの物質を、動物の脂肪を含んだ食料品等から摂取する。
ドイツの汚染対策は着実に成果を挙げている。ダイオキシンについては、牛乳の調査において、1987年から2006年にかけて、牛乳の脂肪1グラム当たり中のダイオキシンの量は2.3グラムから0.4グラムに減少している。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/aktuelle_pressemitteilungen/pm/40755.php
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