【国連】2008.02.11 発表
2月20~22日、モナコで「気候変動のための資金調達」をテーマに、グローバル閣僚級フォーラムが開催される。
世界中から100名を超える閣僚が集まり、産業界、経済学者、科学者、地方自治体、市民社会、労働組合などの代表も参加する。
テプファー事務局長は、「資金の調達、市場重視およびイノベーションの促進が、バリ・ロードマップに基づく交渉を成功裏に導き、遠回りや行き詰まりを回避する核となる」と指摘。さらに、グリーン経済の設計・普及は、気候変動だけでなく、生物多様性の喪失から土壌劣化問題まで、持続可能性に関する様々な問題への処方箋となると述べた。
この他の主なテーマは以下のとおり。
●今後のUNEPのあり方:UNEPの新中期戦略(2010~2013年)、国際的な環境ガバナンスについて
●化学物質対策および廃棄物対策:国際的な化学物質管理のための戦略的アプローチ(SAICM)、国際的な水銀対策、有害廃棄物の違法な越境移動について
●UNEP 2008年年次報告書:市場・財政メカニズムの展開、気候システムのフィードバックメカニズムなどについて特集
●環境雇用:UNEP、国際労働機関(ILO)および国際労働組合総連合による環境雇用に関する報告書について
また、2月19日には、NGOなどが参加するグローバル市民社会フォーラムが開催される。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=528&ArticleID=5741&l=en
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