【EU】2008.02.08 発表
欧州委員会は2月8日、ナノテクノロジーに関する行動規範を提案し、各EU加盟国に採択するよう勧告した。
ナノ科学やナノテクノロジーは最先端の技術で、経済・社会・環境面で大きなメリットが期待されている。一方で、こうした技術が人体や環境に与える影響、倫理や基本的人権の尊重に及ぼす問題については、いまだに知識のギャップがある。
こうしたことから、欧州委員会では、持続可能性、予防原則、参加、説明責任など7つの原則を盛り込んだ行動規範を策定した。
なお、この行動規範は、2007年7月の公衆協議の結果を踏まえて策定されている。2005年のナノテクノロジー行動計画の中核である、安全で責任あるナノ科学・ナノテクノロジーを促進するという目的に沿ったものでもある。【欧州委員会】
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