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【EU】2008.02.29 発表

欧州閣僚理事会 気候・再生可能エネルギー政策パッケージ、自動車からのCO2排出削減対策について議論

 3月3日、ブリュッセルにおいて、はじめてスロベニアが議長国を務めるEU環境閣僚理事会が開催された。欧州委員会からはディマス環境委員が参加し、また、気候変動枠組み条約のデブア事務局長も意見交換に加わった。
 今回の理事会では、1月に欧州委員会が提出した気候変動及び再生可能エネルギーの政策パッケージについて議論。議長総括では、EU排出量取引制度の改革案(排出枠の配分の調和、オークション方式の活用など)の大まかな方向は歓迎するものの、公平性、連帯といった原則も重要とされた。また、炭素リーケージ問題への対応、バイオ燃料の持続可能性に関する基準の設定も重要な課題として指摘された。各国は遅くとも2009年初めには欧州議会と最終的に合意できるよう、技術的な問題について迅速に検討することで同意した。
 また、新規自動車からのCO2削減のための規則案(欧州委員会案)については大筋で歓迎したものの、競争力と競争中立性とのバランス、さらにCO2削減の必要性とのバランスをとる必要性が指摘された。
 さらに、3月13日から14日に行われる欧州首脳会議で扱われるテーマとして、気候変動とエネルギー、生物多様性喪失の阻止、環境技術、持続可能な消費と生産、より良い規制の5つの分野について結論を採択した。
 5月の国連生物多様性条約及び生物安全性に関するカルタヘナ議定書の会合におけるEUの立場を定める結論も採択された。【欧州委員会】【欧州閣僚理事会】


下記アドレス:欧州委員会プレスリリース

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