【イギリス】2008.03.04 発表
イギリスのジョナサン・ショー環境大臣は、3月4日、イングランドの地域環境質調査(LEQSE)結果を公表、「まだまだ改善の余地がある」として、地方自治体などにさらなる美化活動を呼びかけた。
LEQSEは、環境キャンペーン団体のENCAMSが環境省のため毎年、実施しているもので、今年で6年目。イングランド9つの地方から54の地方自治体を抽出し、状況を監視することにより、イギリス全体のストリート環境を把握しようとするもの。
チェックを受けた地点で最も多く見つかったのはタバコの吸殻で78%の地点で見られた(昨年より1%減少)。落書きは前々回調査で37%だったのが今回は31%、犬の排泄物も昨年の8%から今年は7%に減少した。調査開始当初から上昇傾向にあったファーストフード関係のゴミは、この2年間は約24%で横ばい。
ENCAMSのネットワーク会議でショー大臣は、問題の多い地方自治体がENCAMSの支援を受けられることに言及。また、4日に新設される「環境スキルWebサイト」も地域環境の改善に役立つヒントを提供するだろうと期待を述べた。【イギリス環境・食糧・農村地域省】
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