【EU】2008.03.14 発表
春の欧州閣僚理事会(EU首脳サミット)が3月13日・14日に開催され、気候・エネルギー政策パッケージのスケジュールおよび基本原則が合意された。この政策パッケージは、2020年までに温室効果ガス排出量を1990年レベルから20%削減すること、また、2020年までにEUのエネルギー消費量の20%を再生可能エネルギーで賄うことを目標に掲げている。
EU各国は、2008年末までに、国別の温室効果ガス排出目標を含め、政策パッケージ全体について政治的に決着させることで合意。2009年春の欧州閣僚理事会において、このパッケージ関連の法令を通過させることを目指す。
また、今後数カ月にわたって、政策パッケージの検討を進めるに当たり、(1)経済効率と費用対効果、(2)加盟国間で負担を分担する際の公平性と連帯、(3)透明性 という3点を基本原則にしていくこととした。
この他、炭素リーケージについても議論を交わし、温室効果ガスの削減に向けて国際的な合意が得られなかった場合には、しかるべき措置を講じる方針を打ち出した。【EU議長国】【欧州閣僚理事会】
下記アドレス:EU議長国プレスリリース
http://www.eu2008.si/en/News_and_Documents/Press_Releases/March/0314EC_Final.html
Copyright (C) 2009 ECO NAVI -EIC NET ECO LIFE-. All rights reserved.