【ドイツ】2008.03.19 発表
ドイツ政府が成立を目指している「バイオ燃料利用を目的としたバイオマス生産における持続可能性への要求に関する政令」に対して、欧州委員会から、各国の独自の規則設置は合理的ではないとして、まずは2008年12月まで一旦手続きを停止するように通知があったことを、ドイツ連邦環境省が3月19日に発表した。
この政令は、バイオ燃料利用を目的としたバイオマスの生産に対して、農法、温室効果ガスの収支バランス、熱帯雨林等生息地の保護などについて基準を定めることを目指すもので、2007年12月に連邦内閣に承認されている。ドイツ政府は、政令案を欧州委員会に通知していた。
ガブリエル環境大臣は、「EU内の統一した規則成立の重要性を支持する。しかし、問題の緊迫性から、このような規則を即時に成立させる必要がある」と述べた。【ドイツ連邦環境省】
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