イギリスのウィックス・エネルギー大臣は、「再生可能エネルギー・エネルギー効率化パートナーシップ（REEEP）」に対し、これから3ヵ年かけて250万ポンドの資金を提供することを発表した。イギリスはREEEPが2003年に開始されて以来、これまで900万ポンド近くの資金を提供している。
　REEEPは、オーストラリアやノルウェーなどからも過去に資金提供を受けているが、今回イギリスからの資金提供により、「世界持続可能な開発対話」の中で最も成功したパートナシップになった　とウーラス大臣（環境担当）は評価している。
　REEEPは、政府やNGO、企業などが再生可能エネルギーやエネルギー効率化技術などのグローバルな市場を広げ促進するための国際的な連携で、炭素排出量の減少、エネルギー安全保障の改善およびクリーンエネルギーへのアクセスの確保に重点を置いている。また、こうした市場に必要な法的、経済的な枠組みの開発・サポートなども行っている。現在、G7国を含む35カ国の政府など、200以上のメンバーが参加している。【イギリス環境・食糧・農村地域省】