【アメリカ】2008.04.21 発表
EPAと全米製造業協会(NAM)は4月21日、製造業のエネルギー効率を改善する覚書に調印した。
EPAが国内最大の産業団体であるNAMとこうした覚書を交わすのは初めてのこと。アメリカのエネルギー消費量の3分の1を占め、また、CO2排出量の3分の1近くを占める製造業部門において、省エネに向けた大きな一歩となる。
この覚書に基づき、NAMは1万4000社の会員企業に対して、エネルギー・スターを活用しながらエネルギー消費量を10%以上削減するよう求めていく。EPAの推計によれば、この取り組みにより、製造業者らは、約1000万世帯に1年間供給できるほどの電力を節約し、エネルギー代約104億ドルを節約できるという。
EPAは、NAMの会員が会社のエネルギー管理計画を策定・策定する際に支援するとともに、優良事例を共有し、訓練の提供、優れた取り組みの認定などを行っていく。【EPA】
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