2008年UNEP地球大賞（Champions of the Earth）の授与式が4月22日、シンガポールで開催された。
　今年の受賞者は、モナコのアルベール2世、アメリカのティモシー・ワース元上院議員、ニュージーランドのヘレン・クラーク首相、スーダンの科学者バルジス・オスマン・エラシャ博士、バングラデシュのアティク・ラーマン博士、バルバドスのリズ・トンプソン元エネルギー・環境大臣、およびイエメンのアブドルカーデル・バージャンマール元首相の7名で、特別賞はニュージーランドのヘレン・クラーク首相が受賞した。
　授与式に際し、UNEPのシュタイナー事務局長は「今年の受賞者をつなぐものは、気候変動である。世界経済のグリーン化は進行中であり、さらに資源効率的な社会への移行は、環境面だけでなく社会的・経済的にも意味がある。彼らのリーダーシップと成果は多くの人を奮起させるだろう」と述べた。
　なお、授与式はグローバル企業環境サミット（B4E）と併せて行われた。【ＵＮＥＰ】