【ドイツ】2008.04.24 発表
ドイツ連邦環境省と連邦自然保護庁が4月24日に発行した「自然データ2008」により、ドイツでは、自然保護や自然の持続可能な利用の状況が、近年、大幅に改善していることが明らかになった。
自然保護地域の総面積は、ここ数年で約30%増加。国立公園数も11カ所から14カ所に増え、その総面積は約96万haとなっている。欧州委員会により、ドイツの田園地域の約14%と経済活動地域を除いた面積のほぼ3分の1が、EUの自然保護区のネットワーク「ナチューラ2000(Natura 2000)」に属していることが確認されている。
的を絞った種の保護対策により、ドイツ全国で、ハヤブサやコキンメフクロウ等の絶滅危惧種の状況も改善してきており、これはモニタリングの成果にも現れている。
また、自然の公正な利用についても状況は改善しつつある。ドイツ国内の森林の3分の2が認証を受けており、うち、5%がFSC認証、65%弱がPEFC認証を受けている。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/aktuelle_pressemitteilungen/pm/41265.php
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