【環境省】2008.05.30 発表
国土交通省と環境省が一般の人々に参加を呼びかけ実施した、平成19年度の全国水生生物調査結果が20年5月30日に公表された。
この水生生物調査は国土交通省と環境省が昭和59年度から実施しているもの。河川に生息する水生生物30種を指標生物とし、参加者は任意の地点でその生物がいるかどうかを調べ水質を判定している。
今回の調査の参加者は、2,088団体・8万216人で、調査地点は3,586地点にのぼった。
調査結果では「きれいな水」が全体の58%(18年度:60%)、「少しきたない水」が26%(同:25%)、「きたない水」が12%(同:11%)、「大変きたない水」が2%(同:2%)、判定不能が2%(同:1%)で、ほぼ18年度と同じだった。
このうち「きれいな水」の割合は、関東、近畿、中国地方ではともに50%以下にとどまっていたが、北海道、東北、北陸地方は70%程度と高い値を示していた。【環境省】
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