【ドイツ】2008.05.26 発表
ドイツ連邦環境省のミュラー政務次官は、5月26日、国際航空宇宙ショー(ILA)において、航空輸送の効率化の可能性に関する研究成果を発表した。この研究は、連邦環境省の委託により、ベルリン工科大学が実施したもの。
研究では、現在及び今後2010年までの技術的な可能性を分析し、航空業界の開発目標を評価した。
この結果、2020年までに、効率のよい新しいエンジン技術が利用できるようなるが、大気汚染物資及び騒音に関する目標は、技術開発目標の設定次第では、達成できない可能性があるという。気候変動対策については、2045年以降に、ようやく目標を達成する航空機の製造が可能。しかし、排出量の増加は、航空輸送量の増加と切り離すことができないことから、早い時期に対策を実行する努力が不可欠だとしている。【ドイツ連邦環境省】
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