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【ドイツ】2001.11.30 発表

マース川保護のための国際委員会に加入

 ドイツ連邦環境大臣トリッティン氏は、11月30日、Luttichで開催された、マース川・スヘルデ川流域の環境大臣会合において、ドイツがマース川保護のための国際委員会に加入することを告知した。
 同委員会は、1994年に設立され、これまで、ベルギー、フランス、オランダが加入していた。ドイツは、マース川流域の15%を占めるが、これまでは、オブザーバーとして参加していた。
 同氏は、この加入は、1年内に施行されるEU水枠組み指令の国内法への転換にとって重要な一歩であると述べた。指令は、国際的な水域における水質向上のための構成国の協力を求めている。
 Luttichにおける議論の中心は、同指令の国内法への転換措置のための準備作業についてであった。この指令は、構成国に、流域全体の水管理のための調整、水域の生態系の改善、2015年までに良好な水質を達成すること、水管理計画策定の際に公衆への情報提供と公衆の参加を保障すること等を規定している。他の河川と同様、マース川、スヘルデ川についても、国際的な調整計画が起草されなければならない。マース川・スヘルデ川流域の環境大臣会合は、マース川委員会、スヘルデ川委員会に対し、必要な調整のためのプラットフォームとしての機能を委任した。【ドイツ連邦環境省】

プレスリリース

http://www.bmu.de/presse/2001/pm790.php

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