フランスのエコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省は、環境・エネルギー管理庁（ADEME）にエネルギー管理や気候変動に関する普及啓発のための全国キャンペーンの運営を委託した。この情報プログラムは、2004年に開始され3年間続いたキャンペーン「省エネを急ごう、温暖化している」の延長上に位置づけられる。
　また、同省とADEMEは、個人や企業、公共団体に対し、さらに強化された目標を設定する。関連する2つの対策は、自動車へのエコロジーボーナス制度と住宅のエネルギー性能診断(DPE)である。
　今回のキャンペーンでは、6月5日の世界環境デーから、DPEに関する短い映像（30秒、5秒）を放映し、6月14日からは、40秒のラジオスポット広告を流す。
　また、住宅関連サイト、自動車サイト及び一般情報サイトでのバナー広告の掲示、ウェブサイトの開設、エネルギー情報センターの活用等も予定されている。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】