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[海外エコニュース一覧]

【国連】2008.06.10 発表

変わりゆくアフリカの環境を衛星画像で紹介

 南アフリカ・ヨハネスブルグで6月7~12日まで開催中のアフリカ環境大臣会合(AMCEN)において、急激に変化しつつあるアフリカの環境を衛星画像等で示す地図集が公表された。
 この地図集「アフリカ:変わりゆく環境アトラス」では、全てのアフリカ諸国を対象に、100箇所を超える地点で撮影された300枚以上の衛星画像や写真で、環境が変化する「前」と「後」を紹介。縮小するキリマンジャロの氷河、乾燥するチャド湖などよく知られている画像の他にも、コンゴやマダガスカルでの森林破壊、ダカール(セネガルの首都)が急激に拡大する様子など、これまであまり知られていない画像が盛り込まれている。
 また、環境が悪化している状況だけでなく、環境が改善している様子も紹介。チュニジアの国立公園で過剰放牧対策を講じ、自然生態系が回復してきている様子、ケニアで森林の過剰伐採が減少してきている様子などを見ることができる。
 なお、AMCENの専門家会合では、気候変動への適応について検討。気候変動への適応支援として、年間10億ドル以上の資金が流入してくると見込まれているものの、アフリカには効果的に行動を起こす能力が十分でないとして、まずは、既存の組織の受け入れ能力を構築する必要があると勧告した。【UNEP】

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