【アメリカ】2008.06.09 発表
EPAとスーパーマーケット、冷凍冷蔵設備業界等が協力し、オゾン層破壊物質や温室効果ガスの排出削減を目指す新たな取り組み「グリーンチル先進冷凍冷蔵パートナーシップ」が2007年11月にスタートしてから、参加者が3倍に増え、温室効果ガス約250万トン(炭素換算)の排出を抑制したことが明らかになった。これは自動車50万台の1年分の排出量に相当する。
現在の参加者は28社で、うち19社はスーパーマーケットチェーン。
2007年には各社で冷媒関係の排出量を測定するためのベースラインを設定し、2008年には冷蔵冷凍管理計画を策定した。他のスーパーマーケットと比べ、グリーンチル参加企業は、オゾン層破壊物質や温室効果ガスの排出量を削減し、操業コストを1300万ドル節約している。
アメリカ国内の全てのスーパーマーケットがグリーンチルに参加し、現在の参加メンバーと同程度に排出量を削減した場合、CO2排出量を1300万トン、オゾン層破壊物質を157トン削減できると見込まれている。【EPA】
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