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[海外エコニュース一覧]

【フランス】2008.06.11 発表

フランス小売業大手カジノ社 商品のCO2排出量を示す環境ラベルを導入

 フランスの小売業大手カジノ社は、商品のCO2排出量を示す環境ラベル「カジノ炭素指標」を食料品などの商品に添付することを発表した。これはフランスでは初めての試み。
 「カジノ炭素指標」の目的は、消費生活用品の環境影響について消費者に情報を提供し、情報に基づく選択を可能にすること。
 ラベルで各商品のライフサイクルを通して排出されるCO2の量が一目で分かるようになっている。具体的には、農業生産、加工、輸送、梱包及び販売という5つの段階で排出される温室効果ガスの量を合計し、最終商品100グラム当たりCO2排出量○○グラム という形で提示する。例えば、缶詰のCO2排出量は、フランス産(トラック輸送)は225g、インド産(船舶+トラック輸送)は235g、ウクライナ産(トラック輸送)は305gといった形で表示される。
 商品のライフサイクルを5段階に分けて計算する点が特徴で、環境データの収集のため、2007年1月から、カジノ社に商品を供給している150社、600種類以上の商品について調査が行われた。
 2008年6月から、まず第1段階として食品にラベルを添付し、徐々にカジノ社商品全体に対象を広げていく予定である。【フランス エコロジー・エネルギー・持続可能な開発国土整備省】

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